涙
前向きである事を望まれて、
笑顔でいる事を勧められ、
それを感謝の気持ちで受け止めながらも、
知らず知らずの内に、
「そうでなければならない」と、
自ら心に構えを作りだし、
まるで、あなたに備わる素直と優しさが、
溢れるものに蓋をしていくかのように、
自らの、思いを内に閉じ込めてしまう事はありませんか?
周りへの感謝も敬いも、
また、小さな事に幸せを見出そうとする心の働きも、
時には、それら一旦傍に置いといて、
強さを装い続ける自分を手放し、
弱さのある自分を受け入れ、
まずは、自分が自分としてそこに"存在"をし、
自分が自分として本来の"あるがままで"ある事を受け止めてみましょう。
例え、後ろを振り向く事があったとしても
例え、自分で自分を責める事があったとしても、
例え、笑顔を放棄し悲しみに暮れる事があったとしても・・
まるで、陰がある所に光が差し
また、陰があるから光を認識するように、
悲しみからの内省が、
内に潜在する、"幸せの種"への気付きをもたらし
流れる涙は、自分らしさという"幸せの花"を咲かす為の潤いとなっていく。
内から湧く気付きの一つ一つは、
どれも"偶然"に、
生まれたようなものでありながら、
それらは皆、
私達の人生における"必然"として、
必ずや、意味のあるものとなって広がっていくのです。
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