頬杖
本意なのか、
不本意なのか、
頬杖ついて、
少し斜めから眺めてみる事になる。
どうしてそれが、
そこにあって、
そんな風に巻き付いているのか、
分からないと言うより、
よく見た事もなかった。
何かのついでのように、
少し気になったのも、
たまたまかもしれないけれど、
でも、そこにあるのは、
吐き出されていく
溜息一つでさえ、
決して、気まぐれなストーリーなんかではない。
紡いできたからこそ、
そこにある。
たまたま頬杖したからこそ、
ここから見えた。
分かった事?
分かってしまった事?
また巻きつくように1つ、
新たなストーリーは、
紡がれていく。
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