使いよう


遠く、遠く、

小さな穴を覗き込んだような所にある、
向こう側。 

一体、ここにある何を、
どんな風に繋げて、

渡ろうとしているのだろう。

足りないものがある?
邪魔なものがある?

下から上にと、
はみ出す事なく、

綺麗なアーチを描いて、

そのまま、ストンと向こう側へと、
着地していく事が出来るのなら、

いつでも迷わず、
そうする事を選んでいきたいが、

でも、実際には、

その見通しさえも、
未だ不揃いなまま、

そこは、まだまだ隙間とも言えぬような、
大きな空間で隔たれている。

勿論、慌てて急ぐ必要はない。

だけど、原動力なんてものは、
何でも良い。

いざ、どうしようかと考えている間に、
視界はあっという間に、閉ざされていくのだから、

今は向こうが見えてる、
その僅かな間に、

とりあえず、
そこにある曲がったものも、

歪んだものも、

ずらして、
びっくり返し、
引っかけあって、

どんどん、
積極的に使っていってみよう。

辿り着き方は、
決して一つの理想的な並べられ方に、
限られたものではないし、

使い方次第で、
それはどんな形にでも、
紡がれていくもの。

時には、目の前から消えていきそうな、
儚い可能性だって、

賢く、器用に、
選び取ろうとする事よりも、

そうやって、不器用な形のまま、
"維持"されていくものなのだ。

YOGA INCLUSIVE

大地と共に、力強く。 見上げた空の如く、鮮やかに美しく。 たった一つの我なる"泉樹の花" その実は、今ここに成る。 全ては認め、愛され、 そして受容されながら。

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